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霧雨
腕に落ちる雨は柔らかくて
濡れてもいいと思えた
それでも私は
風邪を引くと困るな、だとか
どうでもいいことを考えながら
無粋な傘を手放せずに歩くのだ
あぁ
今という夜が好きだ
肌に纏わり付く湿った生温かさすら
何故だか愛しいよ
だから、要らない
私以外の何もかも
要らない
これが唯だの強がりだとしても
Twinkle, twinkle, Little Bat!
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